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9月29日(日)PHP幸之助女子会in京都の「10周年記念オープン例会」を開催しました。

PHP幸之助女子会in京都では、2024929日(日)10301630にPHPおおひらき松翁会と共催し、リアルオープン例会を開催しました。

関西の女性会員の方々を中心に、ご来賓を2名お招きしての計16名の参加者が集まりました。

 

当会は、今期を持ちまして、10周年と記念すべき年を迎えるにあたって、記念プログラムとして、第一部に幸之助さんゆかりの地である大阪市福島区大開町の見学会を、第二部に幸之助さん夫人のむめのさんを取り上げて、勉強会を開きました。

 

見学会では、若き日の夢と希望に燃える幸之助さんのエピソードを解説いただきながら、三井住友銀行・西野田支店前からスタートし、第二次本店・工場跡(大開公園)、創業の家、第一次本店・工場跡へと順に見学して、足跡を訪ねました。

いくつかエピソードをご紹介させていただきますと、幸之助さんの人柄を買われて、銀行から利息なしで融資を受けられたことで人望が厚かった姿が伝わりました。また、独立したものの、しばらくは売り上げが伸びずにいた時期が続き、扇風機の碍盤(がいばん)の大口注文で、経営が軌道に乗せられたときは、喜びをともにかみしめ合うようでした。

 

その他、この時期の幸之助さんの功績として、特筆すべき事項として、ラジオを販売するにあたって、特許権者から権利を買い取り、さらに自社が独占化しないで、誰しもが開発販売できるように権利を市場に開放して、ラジオの普及を広めたこと。

 

経営理念として、「楽土をめざす」をあげて、家電製品の安価で大量生産を行い、一般家庭に浸透させて、豊かで便利な社会づくりに貢献されたこと。

上記の印象的なエピソードを伺う中で、よりよい社会作りに向けて志をたてて、日夜奮闘されている努力家の幸之助さんの息づかいを感じられて、一人の人としての成功物語を追体験しながら、人間的な等身大の幸之助さんを感じることができました。

第二部では、大開福祉センターに場所を移して、前半は当会「10周年のあゆみ」が写真とともに紹介されました。後半はむめのさんをテーマとして、映像を視聴したり、著書『難儀もまた楽し』より「生きがいについて」を題材に勉強会を開きました。

参加者それぞれが、女性としての生きがいを真剣に考えて、思い思いに意見交換を行いました。参加者からの声として、

・むめのさんは、心配り・前向き・向上心(チャレンジ力)を持った気概のある女性だと感じた。総じて、「共営者」ではないか。もう一人の創業者だと実感できた。

・夫と同じ目線で発言して、当時の女性として、勇気のある方で、お互い高め合いながら築いていくことが大事なのではないか。

・幸之助さんとの結婚の際に、条件が悪いにもかかわらず、結婚したのは、「自分で人生を作っていけるから」と答えている。むめのさんは、「もう一人の創業者」と共に、「社員の母」だと感じられた。

・私の結婚観として、形があって無いようなもので、人によっても、年齢によってもスタイルが違う。自分のためだけではなく、相手のためにも悔いのない最善の道を生きていきたい。

などが、挙げられました。

 

むめのさんが、経験から基づいた名言「自分のおかれた境遇に素直に従いつつ、与えられたことに真剣に取り組んでいく」の言葉が参加者に共感を持たれた方もいて、自分の置かれた場所を大切にしながら、日々を生きていくことで、自分自身を育てられて、周囲の方々も大切にすることができると、一同想いを深めることができました。

 

 

上記のように、当会では初めての企画をさせていただきました。

皆さまには、見学会では、真剣な表情で解説に耳をいただきました。

さらに、勉強会では、活発な意見交換をいただきまして、とても有意義な時間を過ごすことができて、深く感謝しております。

 

当会は、これからもオンライン例会開催を継続しつつ、リアルでの活動も京都を中心に復活させていただき、女子会同士や大開とのコラボも企画していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

次回は、128日(日)にオンラインにてオープン例会を行う予定です。

詳細は、改めてご連絡させていただきます。

 

(文責:PHP幸之助女子会in京都)

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