古都PHPすなお女子会 『新春オンライン例会』を開催しました
古都PHPすなお女子会では、2024年2月18日(日)13:30~15:30、『新春オンライン例会』を開催し、会員6名にゲストの3名を加えて9名が集いました。当会では、例会をオンラインと対面形式を織りまぜながら開催し、それぞれ可能な方が参加して全員が学べるように実践しています。
例会は、岡本かをる氏の司会でスタートし、信条唱和・瞑想に続いて、藤原かづ子会長の挨拶に移りました。
今年は、元旦より能登半島地震や飛行機事故と波乱な幕開けとなりましたが、こうして参加者一同が元気で集えたことは何よりも嬉しく、感謝の気持ちで例会に臨みました。
第一部では、『道をひらく』の中よりP.14~15の「志を立てよう」を取り上げ、新春に相応しいテーマで感想を述べ合いました。
「本気で取り組んでも思いが遂げられるとは限らない。それは別としても、やってきてよかったと感じられるので、志を立てることに意義があると思う。そして、未来に歩むために今を大切にしたい。」
「8年前に農業をしようと志を立てた。今現在は気持ちが少し停滞しているので、今後どういう風に農業をしていこうかを考えて、これから改めて取り組んでいきたい」
「志を立てることは、自分のためでもあるが人のためでもあると思う。私心なき社会貢献をしていきたい。家族、周囲の方々や困っている方が幸せに思えることに尽力したい。少しでも世の中のお役に立てたら嬉しい。」
「P.15の、今まで他に頼り、他をアテにする心があったとしたならば、いさぎよくこれを払拭しよう〜の部分が心に留まった」など。
色々な想いをお聴きしながら、節目節目に自分を振り返り、自分自身が進歩することでよりよい社会作りにも繋がっていく、志を立てることの意義を改めて感じました。
続いて、第二部『地震が起きる前に!~現在どの様な備えをしていますか?』のテーマで、意見交換を行いました。
広範囲に及ぶ「防災」の中で、今回は消防庁発行の資料を参考に「地震が起きる前の備え」その一点に絞って話し合いました。皆様が実践されている取組みが沢山紹介されて、幅広い知恵を伺うことができました。
備えとして下記のような主な対策の実例が発表されました。
- ①家の中の家具などの倒壊を防ぐ処置をしている
- ②必要な持ち出し品や食料品を防災袋に詰めて置いている
- ③救助を求めるためにホイッスルを常に携帯している
- ④当面必要な現金2万円を細かいお金で用意してすぐに持ち出せるよう玄関に置いている
- ⑤家族の安否確認をとるために携帯電話で連絡先をグループ化してすぐに繋がるようにしている
- ⑥家から避難場所へのルートを確認している
など。
最後に、藤原会長より、地震災害に万一被災した場合に慌てないためにも、地震が起きた時“すぐ何をどうすればよいか”を、今回取り上げられた対策方法を参考にしマニュアル化して、紙に記入して家の眼のつく場所に掲示をする。また、外出時には、鞄に同じものを携帯しておくことで事前の備えになるとのコメントがありました。
そして、今回能登半島地震で被災された方のテレビインタビューで、「隣近所の方々を大切にし、常に仲良くしておくことが被災した場合に結局は助けになる」と仰っていたことも紹介されました。
日頃から地域の方々との繋がりを大切にすることで、災害に強い町作りの第一歩ができてくることを心に留めました。
本日は、いつどこで起こるか分からない自然災害に対して、事前の備えがいかに大事かを再認識した良い機会でした。
ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
次回は、4月14日(日)に、4月度対面例会 ~春の観光・読書会~を大阪で開催いたします。
皆様との再会を楽しみにしています。
文責 藤原かづ子