古都PHPすなお女子会『夏のオンライン講演会』を開催しました
まず、濵田尚子副会長による司会進行で信条唱和、5つのちかい、1分間瞑想で始まりました。次に、藤原かづ子会長の開会挨拶に続き、参加者による自己紹介を行いました。
続いて本題に移り、「PHP活動で、明るく楽しくしなやかな人生を!」の演題で、示野哲男氏による講演が始まりました。
最初に、2022.12月に行われたワールドカップサッカーで大活躍した田中碧選手を取り上げたVTR視聴から始まりました。田中選手の愛読書は松下幸之助さんの『道をひらく』で、寝る前にその中の一編を必ず読まれているそうです。その効果として、ポジティブな気持ちになり、全力で努力する、全力でプレーし、ブレないメンタリティをキープできるとのことです。
次に、2023.3月に行われたWBCの大谷翔平選手の「まんだらチャート」や栗山監督の言葉などが取り上げられました。続いて、相撲道の五訓「5つの心」、山本五十六さんの名言、最澄の言葉「一隅を照らす」を紹介されました。
また、素直な心の内容十か条の中の「私心にとらわれない」や「融通無碍」に重点をおいてご説明を頂きました。「私欲にとらわれない」のたとえ話として、「コップ半分の水」をどうとらえるかについて、幸之助さんのような寛大な心と常に人を想う心、そして柔軟な想像力も必要であることを学びました。
日めくり「道をひらく」に続き、ブルース・リーの「be waterは、融通無碍の境地」のご講義は特に印象に残りました。
その後、ほめる達人・西村貴好さんの「短所を長所に」、新橋の売れっ妓芸者・千代里さんのコラム「かわいいって思えたら楽ちん」、などのお話も興味津々に聞き入りました。
最後に、「幸之助推し・素直な心推し」で松下幸之助さんの訓えを広めようとの提言をもって講演が終了しました。
40分余りの講演は、盛り沢山の心に残る内容で余韻の残る中、質疑応答、感想会と移りました。3グループに分かれ、感想を述べあい、フリートークにも花が咲きました。
その後は、各グループの代表者が皆様の感想などをまとめて、下記のような発表となりました。
・一人が笑顔になると、周囲も連鎖反応のように笑顔になれる。しなやかな人生は、先ずは笑顔から始めたいと思いました。
・融通無碍の境地はハードルが高いが、少しでも幸之助さんの考えに近づいていけるように努力したい。
・ブルース・リーの「be water」水になれ!心を空にせよ、型を捨て、形をなくせ。水のように〜のお話が心に残りました。
最後に、PHP友の会「べっぴんさん」会長の十河眞由美氏に本日の総評を賜り、この様な機会があれば、是非また参加したいとのご感想を頂きました。
今日の講演で、素直な心やPHP活動は、明るく、楽しくしなやかな生き方に通じることを学びました。そして、講演を私心なく、素直な心で聞き入っておられた参加者の皆様は、更に素晴らしいしなやかな人生を目指すヒントを得られたのではないでしょうか。
示野哲男氏、皆様、ご参加頂きまして誠にありがとうございました。
文責 藤原かづ子