古都PHPすなお女子会では、２０２３年２月２５日（土）１４：００～１６：００，『新春オンライン例会』を開催し、会員8名が集いました。今年より、例会をオンラインと対面を織り交ぜながら開催し、それぞれ可能な方が参加して全員が学べるように計画しました。

藤原かづ子会長の司会で例会はスタートし、会長挨拶の冒頭にトルコ・シリアの地震で被災された方々に黙祷をささげました。続いて、信条唱和、１分間瞑想を行いました。

まず、第一部は、各自の近況報告に加えて、今年の「漢字一文字」を紙に書き発表しました。各々が「優」「聴」「和」「新」「治」「時」「調」「卯」のそれぞれ異なった一文字を示し、この一年に向けた希望や目標、また今の世情を反映して地域、国、世界の平穏を願う思いが言葉に込められていました。

続いて、読書会に入り『続・道をひらく』の「如月」より“冬の陽光”をテーマに感想を述べ合いました。“今ほど素直な心の大事なときはない〜”と始まるこの箇所を読み、「時代が離れていても、今現代を生きている私達にも通じる不変のメッセージだと感じた」「素直な心によって平和が成り立っている〜、これは幸之助さんの訓えそのものだ」「自分一人では生きられない、人間の知恵、力だけでも生きられない。つまり素直な心で生きるには、“共存共栄”が必要である」等の読後感想が挙がりました。幸之助さんの言葉は、正に時代の先を見据えての問いかけがあり、時代や国を超えての壮大なテーマがあるとあらためて学びました。

第二部の『Let’s  Enjoy Talking!』では、皆が率直にそれぞれの思いを語りました。また自作の編み物や小物入れ、寺社仏閣やお城のご朱印帳、折り紙のひな飾りなどが披露され、和やかな雰囲気で交流が行われました。

この厳しい世界情勢の中、普段通りの暮らしができ、本日も共に「素直な心」を学ぶ機会に恵まれたことに深く感謝し、一日も早い世界平和が訪れることを心から願い散会となりました。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

次回は、４月２日（日）に、４月度例会～春の観光・読書会を京都で開催いたします。

文責　藤原かづ子