PHP友の会 べっぴんさん オープ例会を開催

《PHP友の会 べっぴんさん オープン例会を開催》
「PHP友の会 べっぴんさん」は、今年度の新たなスタートとして令和7年3月15日(土)14:00~16:30大阪市立北区民センター会議室におきまして【PHP友の会べっぴんさん オープン例会】を当会会員8名そして関西エリアで繋がりの深い有志の方12名、会員の方の知人11名、そしてPHP読者のご参加5名、総数36名で盛況に開催しました。事務局の森田育代さんの司会で始まり、最初に松下小夜子さんの先導で信条唱和、瞑想を行い、会長挨拶の後、関西エリア本部顧問の片岡明夫樣よりご挨拶をいただきました。
講演には、元滋賀短期大学教授・理学博士・管理栄養士の金沢市在住の串岡慶子先生を講師にお迎えして、「食卓の小さな道具 箸置きの世界」というユニークなテーマで箸置きの歴史から魅力や効用を、33枚の資料をプロジェクターで映されご講演いただきました。
串岡先生が箸置きを蒐集されたのは、主に京都の北野天満宮の「天神さん」や、東寺の「弘法さん」「ガラクタ市」で、集め始められたのが平成の初めの頃であり、「古いものが好きで、知人に誘われ探しているうちに、食に関わるもので暮らしの役に立つものを集めたいと思うようになりましたと」

料理店で箸置きが使われていて、料理人の気配りや心意気が伝わるように感じた経験や、季節や会合にふさわしい箸置きが選ばれていると料理への期待が高まり食後の満足感も大きかった記憶もありましたと。また、バリエーションが豊かで次々に見たことのないものが現れ、いつの間にかその数は2500個を超え、レターケースを並べ分類しながら、窯元や作家を調べていると歴史にも興味が湧き、どんどん深みにはまっていきましたとお話しされました。
最後に「箸置きから始まるいいこと七か条」として
一、食卓に季節や行事 遊びを添えてくれる
一、箸がとりやすく 転がりにくい
一、箸使いがきれいになり、背筋が伸びる
一、箸の位置が決まり 食卓がスッキリする
一、ゆっくり食べるようになり ダイエット効果、生活習慣病の予防になる
一、話題を提供し 食卓を和ましてくれる
一、食事の楽しさや 箸の使い方などを伝えられる
とまとめられ、「箸置きのある生活を始めてみてください。」と講演を締めくくられました。

休憩中には見本の箸置きを持参されたので皆さん、熱心に見入っておられました。
第二部のべっぴんさんカフェでは、飲み物とお菓子を用意してグループに分かれフリーディスカッションと、楽しい懇談のつどいとなりました。
ご出席いただきました皆様には本当にありがとうございました。心より感謝申しあげます。
終了後は大阪駅近くの「四季自然喰処たちばなヒルトンプラザイースト店」に有志が集まり、美味しい料理と少しのお酒を嗜み交流を深めました。
(文責:PHP友の会 べっぴんさん 会長 濱田 裕子)