オンラインPHP読書会未来(MiRAi) 3月度例会を開催!
皆さん、こんにちは! PHP友の会事務局の平山です。
ようやく春らしい陽気となってきた3月9日(日) 13:30~15:30、オンラインPHP読書会未来(MiRAi)の3月度例会がZoomにて実施され、私も出席しました。参加されたのは宮城県から2名、埼玉県・石川県・愛知県・三重県・京都府から各1名の計7名でした。
佐藤さんが和やかに例会を進行。奥田さんからの開会挨拶に続き、参加者全員から近況報告がありました。「自動車運転免許証の更新に行った際、笑いによりその場の雰囲気が和んだ」「ある演奏会へ行ったとき、偶然にも親子席へ通されてしまい稀有な体験だった」「姫路城マラソン5kmの部に出走した」などそれぞれに個性あふれる話題。お一人おひとりのお話に皆さん最後まで聞き入っておられる様子が印象的でした。
次に私・平山から、会の名称にもかけて「松下幸之助に学ぶ ―ハンディのある人が未来を明るくするヒント―」と題し約30分のミニ講話をさせていただきました。私自身の視覚障がいや学生・社会人時代の苦難。松下幸之助さんのハンディの数々とそれらすべてをプラスに転換する考え方・実践法・エピソードなどを紹介しました。
特に強調したことは、ハンディのある人が未来を明るくするための実践の一つとして「あきらめず継続する」ということです。一度「やろう」と決心したことを根気強く続けることで、思わぬところから仕事の手がかりや新たな道がひらけてくることを、幸之助さんと私双方のエピソードを交えお話ししました。
私の発表後には、ご参加者お一人おひとりから感想・質問をいただきました。「『継続・辛抱』という内容があったが、仏教にも悟りをひらくための実践の一つに『忍辱』があり、大事だなと改めて感じた」「障がい当事者による発信は、PHPの事業においてこれまで欠けていた要素なので、今後も平山さんがぜひ推進していってください」などのご感想をいただきました。また、「私の職場でも障がい者雇用をした経験があるが、意思疎通の難しさを感じたし、本人にとっても就労定着が困難だった。平山さんから何かご提案いただけないでしょうか」とのご質問がありました。「仕事上の対話だけで終わってしまうと相互理解は難しい。PHP友の会のような有志の集まりや雑談できる会など、多様な立場の人が自分の状況・思いを率直に交換し合える場をもてるといいのではないでしょうか」と返答しました。
例会の後半には、『PHP』誌3月号の読後感想をご参加者全員が述べられました。『生きる』『孤独の教室 10代からの「ひとり」のレッスン』『裏表紙のことば』の内容への共感やコメントが多く聞かれました。
最後に小鮒さんより、閉会挨拶とともに次回例会が4月13日(日)である旨ご案内がありました。オンラインPHP読書会未来(MiRAi)は間もなく設立丸2年を迎えます。穏やかな方々ばかりで、現役でご勤務されている方も多いです。全国どこからでも参加可能ですので、ご関心のある方はぜひ仲間の輪に加わってください!
(PHP友の会事務局 平山健太郎)