奈良―沖縄オンライン合同例会開催
奈良PHP友の会とPHP友の会沖縄歩愉の会とは、12月8日(日)午後、オンラインで合同例会を開催しました。この企画は2021年度にスタートしたもので、年に2~3回のペースで開催して来ましたが、今回が7回目になります。師走の繁忙期と重なり、参加者は当初予定より少なく奈良側7名、沖縄側3名でした。
午後1時30分後藤の司会で例会が始まり、信条唱和・瞑想に続き、奈良・沖縄それぞれ代表1名が簡単な挨拶をした後、それぞれ代表1名による「私の近況報告」に移りました。
奈良からは檜垣会長が郷土大和郡山市のPRと併せて、今後友の会会員を増やす対策の一環として、一般市民対象のPRイベントに子供達の参加が多いことから、松下幸之助翁を紙芝居で紹介する試みに取り組む意欲を示されました。一方、沖縄からは林会長が地元の新聞社を通して積極的にPHP運動をPRし、将来的には県人会組織も含めた幅広い層を巻き込んで、PHP友の会の全国交流会を沖縄で開催したいとの夢を語られました。
次にPHP誌12月号を教材として、2グループに分かれてのグループワークに移りました。
第1部はPHP誌12月号の深堀りテーマとして「あなたが今手放せなくて困っているものは何ですか?」を設定し、参加者が順に悩みを打ち明け意見交換しました。共通した悩みとしては、溜まり過ぎた衣類や書籍、書類、ビデオ等をなかなか整理して捨てられない事ですが、家のリフォームや不用品の買取など外圧を利用した不用品整理の実例も紹介されました。また、ダラダラとテレビ番組を長時間見たり、長電話への対応の悩みも出ましたが、自分の人生の残り時間を考えて、より有効な時間の使い方への転換をすべきだとの意見に共感が集まりました。
第2部ではグループのメンバーを入れ替えて、PHP誌12月号全般を対象とした読後感想や意見交換を行いました。特に12月号では裏表紙のエッセイを含め、特集記事やヒューマンドキュメント、SNSを考える記事や松下幸之助生誕130年関連記事等読み応えのある記事が満載で、多くの感想や意見が出ました。
特に印象深い発言としては、「祈りは人間を穏やかにする。」「人間関係を大事にすると、笑顔が現れる。」「尊敬される人とは、人間性あふれた人である。」「マスメディアやSNS等を通して情報があふれる世の中にあっては、自分の頭で考える習慣が大事である。」等です。
各40分間のグループ討議を経て、奈良・沖縄それぞれ代表一人が感想を述べて例会は終わりましたが、示野氏は閉会挨拶に続けて、先日沖縄エリア本部の年末懇親会に参加された感想をビデオを交えて紹介され、和やかな雰囲気のうちにお開きとなりました。
コロナ禍を契機としてオンラインを通してご縁を得た奈良と沖縄のPHP友の会は、今後も無理のない範囲で末永く交流を続けて行きたいものです。
(文責:奈良PHP友の会 後藤 昌弘)