古都PHPすなお女子会では、11月3日(日)～4日（月）『11月度　姫路一泊研修旅行』を姫路市にて開催し、会員6名に加えてゲスト参加者1名の計7名が集いました。
久々にお会いする方や初対面の方を交えて、新鮮な雰囲気の中でスタートしました。

初日は、読書会、夕食会と夜の余興、翌日は、姫路城周辺の散策を楽しみました。

例会では、濵田副会長の司会進行で始まり、信条唱和・瞑想、藤原会長の開会挨拶のあと、読書会に移りました。

読書会のテーマは、『続・道をひらく』より、「国医」を取り上げて、語り合いました。
幸之助さんは、名医の問診を例に「よく聞いて、よく見て、そして察知すること」が何事においても大事で、国を治める政治家にも同様な想いを持たれています。

「ざっくばらんにお話をしましょう」との、藤原会長の呼びかけで、気軽に思い思いを語りました。
参加者からの意見として〜
・勤務している医院では、紙のカルテを使って、患者さんの話し言葉をそのままに記録されている。患者さんと顔を見合わせてのやりとりが大切に思う。
・政治に限らず、生活においても色んな状況の中で、物事を長く続ければ、おごりやたるみが出てくるので、戒めないといけないと思う。政治が安定しないと国が安定しないので、色々影響を及ぼすと考える。
・普段、頭を使うことを心掛け、スポーツを楽しんで身体を目一杯使っている。そうすることで、よい睡眠がもたらされて健康を維持できる。
・最近のお医者さんはパソコン画面を見ながらの問診の形で昔の問診と少し変わってきている気がする。そして国医としての政治家も問診を怠っていることに幸之助さんは案じられ、自ら国情に付いても診断しないといけなくなる現状を既に危惧をされていたのだなと思った。
・自分自身の身体の声に耳を傾けると共に、住んでいる地域や国の情勢にもアンテナをはりながら、一国民としての立場で国政の安定を願いながら、見守っていきたいと感じた。

以上、身近な所では、健康で過ごせる方法を共に模索することに始まり、国情においても幸之助さんの意とされている、また現状にも通じるような、将来を案じる声も出されて、政治のあり方を考えさせられる幅広い内容で充実した話し合いとなりました。

夜の余興では、楽しい二種類のゲームで大いに盛り上がり、白熱したひと時でした。
また、私の「嬉しかった出来事」の発表では、それぞれのとっておきの出来事が発表されて、みんなで喜びを分かち合いました。

翌日、ホテルをチェックアウトした後、姫路城周辺の公園を散策しました。
さわやかな秋晴れの下、公園では陶器市や皮革市が催され、たくさんの人出で賑わっていました。
公園からのぞむ世界遺産である姫路城の美しさは一羽の白鷺に例えられ、白鷺城とも呼ばれています。青空をバックに、美しくも凛々しい姿でそびえ立っていたのが、印象的でした。
その後、商店街に移動して和食店でランチをいただいたのち解散としました。

今回は、4年ぶりに皆様と素直な心でオープンに交流ができて、とても充実した一泊研修旅行となりました。
ご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました。

文責　古都PHPすなお女子会