奈良PHP友の会は、９月２１日（土）午後、三重地区の三重PHP友の会及びPHP四日市異見会三重と、奈良市内で合同例会を開催しました。奈良PHP友の会と三重PHP友の会とは共に初代会長の時期に姉妹友の会の関係を結び、一時期相互交流を続けましたがその後疎遠になっていた為、同じ三重県の四日市異見会の佐藤会長を通じて合同例会開催を呼びかけたところ、今回３友の会の合同例会が実現したものです。

秋の彼岸とはいえまだ厳しい暑さが残る中、一行は近鉄奈良駅から程近い大乗院庭園文化館の２階会議室に総勢１１名が集い、午後１時３０分から後藤の司会で例会が始まりました。
全員で信条唱和と瞑想の後、檜垣会長が歓迎の挨拶を行いました。先ず全員が簡単な自己紹介をした後、各会代表による活動紹介に移りました。奈良PHP友の会からは昨年２０周年記念行事の際作成したスライドを使い、檜垣会長が創立から現在に至る活動の概要を紹介しました。その後三重PHP友の会の植田会長、四日市異見会の佐藤会長からそれぞれ活動の現状を中心に説明がありました。お互いに活動年月の長短はあるものの、会員の高齢化や若手会員の獲得に苦労する現状は共通点でした。

休憩を挟んで、PHP誌９月号の読書会に移りました。最初に裏表紙のエッセイ「色眼鏡」を輪読した後感想を述べ合いましたが、実現可能性はないものの、やはり相手の感情や価値観を映す魔法の眼鏡がない方がお互いの平和の為であり、素直な心で相手を思いやる努力が大事だとの結論に全員納得しました。続いて特集記事を含む本文についても、感想や意見を述べ合って午後４時前に読書会を終えました。その後美しい庭園をバックに記念撮影の後、夕闇迫るならまちの散策に出かけました。

ならまち散策では春鹿酒造、元興寺、賑わいの家を順に案内しました。春鹿酒造では清酒祭りが開催中で大変込み合い、酒好きの会員には試飲にありつけず残念でしたが、散策後の自由参加の懇親の場で交流を深めたようです。奈良と三重は隣県同士であり、今後も末永く交流を続けるうえで、お互いに貴重かつ意義深い時間を過ごせた事に満足し、改めて植田会長及び佐藤会長に感謝申し上げます。（文責：奈良PHP友の会　後藤 昌弘）