【自分達で勝手に、自分達で楽しんで、思う存分祝う会】が令和6年9月16日(月·㊗️)の敬老の日、午前10時から岐阜県可児市の春里小学校で『秋のお楽しみコンサート🎵』として行われました。

主催者は、『ＰＨＰ友の会　可児ゆずり葉』の会長でいらっしゃる加藤さんと奥様。
加藤さんは、PHP東海エリア本部の【思いやり運動募金の支援先】である『シシ丸王国』の代表でもいらっしゃいます。

『シシ丸王国』は、岐阜県の美濃加茂商工会議所主催のセミナー(シシ肉のカレーを題材とした商品開発について学ぶ)への参加がきっかけとなって、他業種･他職種･他地域の参加者とともに、地域活性に繋げていく活動をはじめる目的として、創設されました。
地域のみなさんのために、子供さんたちが勉強できる場を提供されたり、勉強もできる親子食堂をはじめたり、高齢者施設での音楽活動、イベントなど、幅広い活動をされてます。

今回は、『シシ丸王国』の高齢者支援の活動として、敬老の日に、地域のご高齢のみなさんに楽しんでいただくために行われています。
その大きな理由は、行政からは、『敬老の日』に高齢者に対して、【心のこもったもてなし】がされていない、ということから、【自分たちで勝手に、自分たちで楽しんで、祝う会】が加藤さんご夫妻が中心となってひらかれた次第です。

お楽しみコンサートの内容は、盛りだくさんです。

オープニングは、『総踊り』です。
総踊りは踊り手や観客、性別、文化、世代など、すべての壁を取り払い、誰もが一緒に踊りが楽しめることが最大の魅力。 簡単な振り付けとリズミカルな曲にのせて、手拍子だけでも参加できます。
地域の総踊りのチームのみなさんによる息の合った踊りに観客のご高齢のみなさんもリズムをとったり、手を動かして踊られてました。

続きましては、トロンボーンの演奏をしてくださいました。
４曲を演奏してくださいました。トロンボーンは、かなり肺活量が必要です。
２曲目が終了した時点で、司会の加藤さんの奥様が、『ここで一旦休憩をとられますか？』と尋ねられて、休憩となり、演奏者の内田さんのお話をお聞きすることができました。
加藤さんの奥様の優しいお気遣いが、とても素敵でした。
とりわけ、一曲目の玉置浩二さんのバラードの名曲『メロディー』では、聴いていて自然と涙があふれ出ました💧
トロンボーンの音色を聴く機会は、なかなかないと思われますのでとても貴重ですし、ありがたく思います。🎶

演目の合間には、加藤さんのご主人がマイクを握りしめ、夫婦円満の秘訣を語ってくださいました。
奥様から何か言われた時は、頭から拒否や否定せず、奥様をおだてる声かけが大事であることを教えてくださいました。
そのなかで、たいせつな３つのキーワードは
▪『おっしゃるとおりです』
▪『さすがです』
▪『いいですね』
とっても貴重なアドバイス。
参考にして、実践していきたいと思います。☺️

続きまして、津軽三味線の演奏です。
聴き馴染みのある東北民謡を中心に、とっても迫力のある音色とご自慢の喉を聴かせてくださいました。
太鼓もあって、聴いていて気分が盛り上がり、会場全体に自然に手拍子が沸き起こりました。

イベントのフィナーレも総踊りです。
盆踊りでも踊られる曲目もあり、観ているみなさんも座ったままでも、自然と振り付けの手が動いていました。

当日も９月の中旬とは思えない猛暑でした。従いまして、体育館の中も自然と蒸し暑くなります。そのような中、演じてくださるみなさんは、全員、着物姿、羽織袴姿などで、ものすごく暑くなってるはず。
なのに、みなさんは、ずーっと笑顔でいらっしゃいました。

今回、私は、PHP友の会の東海エリアのリーダー会の【NEXTRY TOKAI】のとりまとめ役として、加藤さんのご活動の応援にお伺いいたしました。
認知症の母親を連れて。
加藤さんご夫妻は、私の母にも優しくあたたかくお出迎えをしてくださいました。
とびっきりの笑顔でお話をしてくださるので、あまり笑顔にならない母も、つられて笑顔に········。
笑顔は伝染していくんですね😃

また加藤さんご夫妻は、地域の子供たちの勉強の場として、『寺子屋とことん塾』もされてます。その子供たちのためにほんのお礼として絵本をプレゼントさせていただきました。

また、今回のイベントの入場料は、なんと無料なんです！ビックリです!
ここに加藤さんご夫妻の深い愛を感じます。
地域の人々を想い、寄り添い、地域の人々を愛し続けて活動をしていくことの大切さを学びました。
本当にありがとうございました。

【文責:東海エリアリーダー会≪NEXTRY TOKAI≫代表　岩瀬 昇】