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大阪松下幸之助経営を学ぶPHP友の会 8月度定例会に参加

皆さん、こんにちは! PHP友の会事務局の平山です。

 まだまだ残暑が続く826日(月) 19:0020:15、大阪松下幸之助経営を学ぶPHP友の会の8月度定例会が行なわれ、私もお招きいただき出席しました。会場はPHP思いやり運動 愛の募金寄付先の一つである公益社団法人アジア協会アジア友の会の事業所・会議室でした。所属会員の方5名が出席されていて、汗だくになりながら伺った私を温かく迎えてくださいました。私にとって大阪市内で活動されている会、また経営者友の会に属する会へ参加するのは初めての経験です。

 

 会長である高木孝一さんが温和な声で定例会を進行。まず冒頭に自己紹介タイムがあり、参加されているのは40代から60代までの現役社会人の方々ばかりだとわかりました。次に「全国PHP友の会・関西エリア 近況報告」として、高木さんが本年7月の全国PHP友の会総会で決定した本部役員新体制や、発足して間もない「関西PHP・SDGs友の会」について紹介くださいました。また、大阪松下幸之助経営を学ぶPHP友の会は本年10月に設立丸10年の大きな節目を迎えられるとのご案内がありました。

 

 続いて私・平山からご参加の方々へ向け、「松下幸之助に学ぶハンディのある人が活躍するヒント」と題し約30分の発表をさせていただきました。自己紹介として私自身の視覚障がいや学生・社会人時代の苦難。松下幸之助さんのハンディの数々とそれらすべてをプラスに転換する考え方・エピソード・実践法。大阪ゆかりの話として、幸之助さんのキーパーソンである五代五兵衛氏などについて紹介しました。

 特に強調したのは、ハンディをプラスに転じるための実践の一つとして「あきらめず継続する」ということです。これは単に同じこと・やり方に固執して何か月も続けることではない。時代背景やかかわる人からの助言、そのときの自分のインスピレーションにより方向性を修正することも含めての「あきらめず継続」であると解説しました。

 今回私にとってすごくありがたかったのは、ご参加者の方々と同じ座席・目線でお話しできたことです。距離が近く、強度の弱視である私にも皆さんの表情や動作が読み取れたことは助かりました。「うんうん」「ふ~ん」「へー」など熱心にお聞きくださり、対話するように発表させていただきました。

 私の発表後には、ご参加者お一人おひとりから感想・意見をいただきました。「これまでも松下幸之助さんのことを学んできたが、新たに知ることもありよかった」「最近では幸之助さんのことを知らない若い世代の人が増えているが、そのような人へも励みになる内容だと思う」「『体が弱かったからこそ成功できた』という幸之助さんの考え方を改めて聞き、ショックを感じるほどの感銘を受けた」などのご感想がありました。また、「障がい者も自分の特技を活かせる職種を見出すべき。そういう姿勢なら就労に障がいの有無は関係なくなる」「『成功するまで続けて成功』という幸之助さんの考え方は多くの人に響くと思うが、一部の人へは響かないのではないか」といった貴重なご指摘もいただきました。

 例会ご参加の皆さんがすでに障がいがあるご家族・ご友人がいたり、障がい者雇用に関する法律・制度に詳しいなど、今回出席し私の方が多くの学び・刺激をいただきました。

 

 今後も、関西エリアを中心にPHP友の会例会へ講演者としてお招きいただけるという方は私へぜひご連絡ください! できる限りお伺いします!

 

(PHP友の会事務局 平山健太郎)

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