Cafe樹林 『運命を生かす』読書会(6月度)に参加!
皆さん、こんにちは! PHP友の会事務局の平山です。
梅雨入り間近の6月19日(水) 10:00~11:00、龍谷大学 深草キャンパス内にあるCafe樹林にて、『運命を生かす』読書会に参加しました。今回全国PHP友の会からは、本部役員の三宅広之さんがご出席。Cafe樹林スタッフの方々とあわせて計9名での読書会でした。
6月19日の言葉は「立ち話の会議」。まず、司会・ファシリテーターの私から今回の言葉について解説しました。立ち話の会議の特徴として“少人数で行う”、“短時間で済む”、“気軽に話せる”などを挙げました。立っての会議ということにとらわれず、昼食を取りながら同僚と仕事の話題についてざっくばらんに語り合う、いわゆるランチミーティングも効果としては「立ち話の会議」に近いのではないかと付け加えました。そして、松下幸之助さんが「会議では、一番末席の人でも気兼ねなく発言できる雰囲気づくりが大事」と述べておられることも補足しました。さらに、Cafe樹林チーフのTさんが「みんな、『テンポの速い現代』って意味わかる?大学キャンパスの状況も野菜の仕入れ値段も刻々に変化しているでしょう。常に高い意識を持たないと変化に気づけない。高い意識を持っているからこそ、要所要所でやる立ち話の会議が生きてくる」と現場の状況も踏まえ強調くださいました。
次に、参加者の方々へ「立ち話の会議の良さは何だと思いますか?」と質問。「自分の考え・提案をすぐに言える」「立場にかかわらずだれもが発言しやすい」「アイディアを形にしすぐ実行できる」などのご意見がありました。三宅さんからはTさんの発言も受け、「流れ星に願い事をする。それは常に真剣に願っていることだからこそ、一瞬の流れ星に願うことができる。立ち話の会議でもそういう姿勢でありたい」と美しくも重みのあるご意見をくださいました。
続いて、「会議室で座って行なう会議の良さは何だと思いますか?」と質問。「少数者のアイディアをブラッシュアップし公式なアイディアにできる」「自分が組織の一員だと認識できる」「組織の理念や運営方針を確認するのに必要」などのご発言がありました。三宅さんからは、「大勢のメンバーとともに、組織において本当に大切なことを探求できる」とのご発言。衆知を集めることはあくまでも手段であり、そこから「何が正しいか」を見出すことこそが肝心なのだと私自身も再認識しました。
最後にまとめとして、①仕事に関連し、日々自分自身の思い・問題意識を強く持つこと ②同僚との立ち話のコミュニケーションを積極的に、一方重要事項は組織の全員と結束して行なう と提案し締めくくりました。今回の読書会を通じ、私の日々の意識はまだまだ低いと痛感させられました。学びの多い充実した会でした。
(PHP友の会事務局 平山健太郎)