PHP広島松下幸之助経営研 5月例会・オープン講演会を開催
当会は、松下幸之助翁の経営論を学ぶ機会を広島に常設し、広島の経済を元気にしたく、2012年に発足しました。PHP友の会会員を中心に、非会員含めた例会を定期開催し、広島県内では、PHP活動の知名度はかなり向上しております。また、講演後は、飲食しながら質疑や、お互いの交流をはかる機会を提供しております。
さて、5月15日(水) 18:30~22:00に、5月例会・オープン講演会・懇親会を開催しました。講演会の講師はPHP理念経営研究センター首席研究員の川上恒雄様で、「松下幸之助の経営論」をテーマにご講話いただきました。今回は大型連休後、かつ、決算処理時期というタイミングの良くない時期ながら、企業経営者・幹部を中心に約40名ものたくさんの方にご来場いただきました。ひとえに、川上講師の講演を拝聴したいというご参加者の思いの賜物と思います。
ご講演内容では、企業は公器であることを認識し、何が正しいかを念頭に、命を賭して日々業務に徹すれば、事業は、必ず成功すること。また、傾聴の重要性を、再認識できました。また、エピソードとして、“100の内、一つでも自分に非があれば、五歳の子に、土下座するくらいの度量がないと、天下をとれない”との名言に感動しました。
昨今は、企業経営者、政治家含めた不祥事が頻発しておりますが、今こそ、過去、歴史を学び、知恵をつけることが大切と感じます。その点で、松下幸之助翁の考え方を、地元に普及する活動をさらに、継続していきたいと思います。
最後になりましたが、ご講演をいただきました川上研究員様に心より御礼申し上げます。
(PHP広島松下幸之助経営研 理事・事務局長 山本省二)