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Cafe樹林 『運命を生かす』読書会(5月度)に参加!

皆さん、こんにちは! PHP友の会事務局の平山です。

カラッとした五月晴れの514日(火) 10:3011:30、龍谷大学 深草キャンパス内にあるCafe樹林にて、『運命を生かす』読書会に参加しました。今回全国PHP友の会からは、女子会推進部 部長の濵田尚子さんと4月度読書会に続き片岡明夫さんがご出席。Cafe樹林スタッフの方々とあわせて計10名での読書会でした。

 

514日の言葉は「コツを体得する」。まず、司会・ファシリテーターの私から今回の言葉の背景を補足しました。幸之助さんが「雑巾の絞り方のコツ」を例に挙げておられることについて、丁稚奉公時代に毎日拭き掃除に取り組み体得されたことを紹介。また、「コツを体得し一人前になる」というモチベーションが現代の若い方々には一面響きづらいのではないかと考え、「物事をこれまで以上に効率的に進められるようになることで、一度きりの人生をより主体的に歩める」と私なりに言い換えてご参加者へ共有しました。

 

次に、参加者の方々へ「これまで仕事上の作業において、『だんだんコツが掴めてきた』と感じたエピソードはありますか?」と質問。「Cafe樹林で働き、初めはわからないことだらけだったが、作業スピードが上がり接客も落ち着いてできるようになった」「元々仕事中にイライラすることが多かったが、最近はだいぶ減った」「弁当の一日販売目標・30個を達成できるようになった」などのご発言がありました。その都度私からも、「改善したきっかけ・要因は何だと思いますか?」などと質問し、お一人おひとりの経緯の掘り下げに協力。私自身も、幸之助さんに関するコラムの連載を約5年間担当し、苦労を重ねつつ改善し、ある程度の文章力を身に着けた”“その経験が、現在PHP友の会事務局員としての業務に生かせているといったエピソードを打ち明けました。

 

濵田さんはある工場を視察した幸之助さんのエピソード抜粋を紹介したうえで、従業員同士で提案し合い、より良い作業方法を見出す意義をご発言くださいました。片岡さんは現役社会人時代に工場ラインの責任者を務めていたということで、「一緒に働く人それぞれの個性を生かす」「試行錯誤を続けながら少しずつでも生産性を上げる」などのご経験をお話しくださいました。

 

終盤、「幸之助さんは『コツを体得する努力はいわば苦労』と言っていますが、苦労を希望に変えるにはどのような心持が必要でしょうか?」とスタッフの方2名に問いかけ、そのご発言をもとにまとめに移りました。日々努力するうえで目的意識を持つこと、利己的ではなく利他の心を持つこと、失敗を繰り返しつつもあきらめず継続すること。今回の言葉の中にはキーワードが盛りだくさんでしたが、参加者皆さんのご発言のおかげで何とかまとめにこぎつくことができほっとしました。

 

私は毎回この読書会において、スタッフの方々のご発言を聞きああ、自分も20代のころ同じ状況だったと共感し、PHP友の会会員の方々のご発言からは新たな人間性・ご経験を教えていただいています。たいへん学びと励みになっています!

 

                        (PHP友の会事務局 平山健太郎)

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