関西エリア本部が2024パナソニックミュージアム見学&セミナーを開催
4/6(土)、関西エリア本部主催の2024年パナソニックミュージアム見学&セミナーが行われました。
このセミナーは、毎年4月に新入会員や松下幸之助に関する理解を深めたいという会員さんを対象に実施しており、今年で4回目。 今回は21名の会員さんが参加して行われましたが、新規入会の会員さんの参加も多く、幅広い会員構成となりました。
13時から歴史館見学が始まり、各自がブースをまわりながら、資料に眼をとおしながら歴史の一コマ一コマを熱心に見学、松下幸之助の生誕から世界の経営者としての活躍までの足跡について理解を深めました。 歴史館のあとものづくりイズム館に移り、パナソニック商品のリアルな展示に圧倒されながら、懐かしい商品に見入っていました。 両館見学を終えた後、さくら広場に立ち寄って、満開の桜を鑑賞しながら、第二部会場のパナソニック労働組合会館へ向かいました。
第二部は、セミナー&意見交換。講話は、今回、名誉顧問・名誉講師の小澤弘道さんが担当。『啓蒙家・松下幸之助のPHP友の会への思いと願い』と題して行われました。
講話では、①松下幸之助の経営者、啓蒙家、哲学者、教育家、作家という幅広い分野における功績と今日的意義について解説された後、②とくに啓蒙家としての事蹟といえるPHP研究所とPHP友の会の創設の経過と意義について触れられました。そのうえで、③PHP活動が戦後の経営危機のなかで一時期中断され、経営回復後の昭和36年にはPHPの研究活動が再開され、さらに昭和51年には、国内で自然発生してきたPHP誌読者による活動の機運を考慮して
新たなかたちでPHP友の会を全国でスタートさせることを当時PHP研究所職員であった小澤さんが松下幸之助さんに提案、これを受ける形で、PHP友の会が再発足となったということです。その発足に際して、松下さんは、直々に、その思いと願いを事務局の小澤さんに伝えられました。そのなかに、①PHP友の会は「日本と世界に素直な心を広げる運動」であること(自修自得)②自主責任運営で行うこと③PHP友の会はPHP研究所とともに(車の両輪で)活動することという原則が盛り込まれていた。また、願いとしてあったPHP友の会全国大会の開催が、苦労のうえに昭和57年に京都で実現できたことを今のことのように忘れられない思い出となっていると語られました。
その後の全国PHP友の会の歩みについて、要点を振り返って述べられた後、あと2年後に迎える創設50周年に向けて、今一度会員全員で原点にかえって、力と心をあわせて、
「素直な心」を自ら学び(自修自得)、実践するという友の会のあるべき姿をビジョンに掲げて大いに前進していきましょうと呼びかけられ、講話を締め括られました。
講話の後、各参加者ひとりひとりが、自身のPHP友の会との出会いと日常の活動からえられたことについて体験談を紹介。いずれも熱意あふれる自己紹介で、あっという間に予定の時間となり、プログラムが終了しました。
午後半日のプログラムでしたが、学びと交流の両面で濃密な充実した時間となりました。
次回は、10月松下資料館で研修を予定しています。
(文責:関西エリア本部 学びプロジェクト事務局)
このセミナーは、毎年4月に新入会員や松下幸之助に関する理解を深めたいという会員さんを対象に実施しており、今年で4回目。 今回は21名の会員さんが参加して行われましたが、新規入会の会員さんの参加も多く、幅広い会員構成となりました。
13時から歴史館見学が始まり、各自がブースをまわりながら、資料に眼をとおしながら歴史の一コマ一コマを熱心に見学、松下幸之助の生誕から世界の経営者としての活躍までの足跡について理解を深めました。 歴史館のあとものづくりイズム館に移り、パナソニック商品のリアルな展示に圧倒されながら、懐かしい商品に見入っていました。 両館見学を終えた後、さくら広場に立ち寄って、満開の桜を鑑賞しながら、第二部会場のパナソニック労働組合会館へ向かいました。
第二部は、セミナー&意見交換。講話は、今回、名誉顧問・名誉講師の小澤弘道さんが担当。『啓蒙家・松下幸之助のPHP友の会への思いと願い』と題して行われました。
講話では、①松下幸之助の経営者、啓蒙家、哲学者、教育家、作家という幅広い分野における功績と今日的意義について解説された後、②とくに啓蒙家としての事蹟といえるPHP研究所とPHP友の会の創設の経過と意義について触れられました。そのうえで、③PHP活動が戦後の経営危機のなかで一時期中断され、経営回復後の昭和36年にはPHPの研究活動が再開され、さらに昭和51年には、国内で自然発生してきたPHP誌読者による活動の機運を考慮して
新たなかたちでPHP友の会を全国でスタートさせることを当時PHP研究所職員であった小澤さんが松下幸之助さんに提案、これを受ける形で、PHP友の会が再発足となったということです。その発足に際して、松下さんは、直々に、その思いと願いを事務局の小澤さんに伝えられました。そのなかに、①PHP友の会は「日本と世界に素直な心を広げる運動」であること(自修自得)②自主責任運営で行うこと③PHP友の会はPHP研究所とともに(車の両輪で)活動することという原則が盛り込まれていた。また、願いとしてあったPHP友の会全国大会の開催が、苦労のうえに昭和57年に京都で実現できたことを今のことのように忘れられない思い出となっていると語られました。
その後の全国PHP友の会の歩みについて、要点を振り返って述べられた後、あと2年後に迎える創設50周年に向けて、今一度会員全員で原点にかえって、力と心をあわせて、
「素直な心」を自ら学び(自修自得)、実践するという友の会のあるべき姿をビジョンに掲げて大いに前進していきましょうと呼びかけられ、講話を締め括られました。
講話の後、各参加者ひとりひとりが、自身のPHP友の会との出会いと日常の活動からえられたことについて体験談を紹介。いずれも熱意あふれる自己紹介で、あっという間に予定の時間となり、プログラムが終了しました。
午後半日のプログラムでしたが、学びと交流の両面で濃密な充実した時間となりました。
次回は、10月松下資料館で研修を予定しています。
(文責:関西エリア本部 学びプロジェクト事務局)