日本インクルージョン協会様とのコラボレーションを求めて
3月28日(木)10時~12時、全国PHP友の会事務局平山さんのご協力を得て、日本インクルージョン協会様ご関係者(河波義明理事、岡村、竹内各氏)と関西エリア本部役員(馬戸本部長、小澤顧問、片岡顧問)との意見交換会を実施いたしました。同協会は、これまでオンライン・ボランティアの集い(昨年3月25日)でご紹介されたとおり、京都の龍谷大学深草キャンパスの構内にてカフェ「樹林」を経営しながら同大学の学生スタッフとともに、働きながら障碍者の方々との交流を図っておられ、実習を通じて可能性を引き出し、社会実践教育を目指しておられます。
関西エリア本部とのご縁は、昨年7月の関西エリア本部主催の夏のオープン交流会でのコラボや毎年恒例の大阪水上隣保館焼き芋大会での交流など。今回は、こうしたご縁を活かして、相互の活動の接点を見つけながら、将来のコラボやPHP友の会拠点づくりを視野に、お互いの活動の現況や将来計画などについての忌憚のない意見交流を行いました。
午後からは、同協会様が実施中のイベント『社会復帰のためのバーチャル体験会』の会場である龍谷大学にあるカフェ「樹林」を訪問、現在開発を進めておられるインターネット上の仮想空間での現実社会を超える体験とコミュニケーション体験をしてきました。今後は、こうしたシステムを利用して障碍者の方々との交流を形作っていくそうで、自分自身の分身であるアバターを介しての貴重な体験をしてきました。
新しいタイプの社会活動として今後に期待できると思います。
全国PHP友の会は、現在、3月~5月の仲間づくり運動を展開中です。関西エリア本部では、そのなかの具体的な取組みとして、とくに
(1)新会の促進のため外部の方々に「PHP友の会」をつくる呼び掛けの活動
(2)拠点友の会の会長、役員、会員の皆さんで、「PHP」誌をお配りして例会にご招待して会員になっていただく活動を進めております。
とくに新会づくりには、構想実現には時間を要することであるだけに、常に機会を創出して、積極的にきっかけづくりと環境づくりを行っていく必要を感じます。
今回の日本インクルージョン協会様とのコラボレーションの探求も、その一例になればとご紹介しました。
(関西エリア本部 交流・仲間づくりプロジェクト)