大阪水上隣保館で「焼き芋大会」を実施!
皆さん、こんにちは!
2024年2月24日(土)に、関西エリア本部の有志を中心に、児童養護施設・大阪水上隣保館にて施設の子どもたちと一緒に「焼き芋大会」を実施しました。
一カ月早い菜種梅雨を思わせる連日の雨の中、奇跡的に2月24日は晴れ!暖かな陽射しに恵まれ、参加者全員がワクワクしながら広場に集合しました。
お芋をアルミホイルに包むグループと、お芋を焼くための焚火を準備するグループに分かれて大会開始です。
焼いている間にほどけないようにアルミホイルをしっかり巻くよう気をつけながら、250個余りのサツマイモが丁寧に銀色に包まれていきました。
焚き火用の木は、施設内の林に落ちている枝や葉っぱを、子どもたちが積極的に何度も往復して集めてくれます。疲れ知らずのように駆け回る姿は、この日をとても楽しみにしてくれていたことを体現しているようで、大人たちも負けじと張り切ります。
集まった木を組み、新聞紙を交えて点火! 燃え上がる火に子どもたちは盛りあがり、大人たちは、誰にもケガが無いようにと見守りながら、しばし人生を考える(⁉)ひとときも。
そしてお芋の投入です。炭になった木の熱を使って蒸し焼きにするのです。
「今年も来てくれてありがとう」と声をかけてくれる子どもたちにリードされながら滑り台やウンテイで一緒に遊んだり、あやとりを教えあったりして待つこと1時間余り。
「そろそろかな」の声とともに火箸で一つとりあげて、ベテランさんが焼け具合を確認し、「いい感じだよ! みんな並んで!」の掛け声で、子どもたちは列を作って、熱々のお芋を受け取り、早速ほおばります。
木の枝集めに頑張っていた子どもの1人が、そっと隣に立って「これ!」と、食べているお芋からひとかけプレゼントしてくれました。「ありがとう! わぁ、甘いね」 「うん! おいしい!」とにっこり。まさにホクホクの交流が、心にも甘い余韻を残してくれました。
後始末もみんなで行ない、おひらきに。
帰路につく私たちに「ありがとう!」「おいしかった」「また来てね!」と満面の笑顔の子どもたちとハイタッチをして、「また来るよ~」と大きく手を振りました。
*関西エリア本部の小澤さんから、お礼のご挨拶をいただきました。
■ボランティア等の皆様に心から感謝申し上げます
この度は三連休中の2月24日(土)、本年も水上隣保館の80名余りの子どもたちとともに「焼き芋大会」の行事に水上隣保館の職員、PHP研究所の社員、PHP友の会の会員、日本インクルージョン協会等の30名の皆様にもご参加いただき誠にありがとうございました。
水上隣保館さんとPHP友の会とは、PHP友の会が発足直後の昭和51年(1976年)にかつてのPHP錦浦友の会の方々とともにボランティアをさせていただいたのが源流となっています。その後、「焼き芋大会」をメイン行事に30年余りにわたり同館の延原正海理事のご指導で、毎年厳寒の2月に実施してきました。子どもたちと交流を通じて遊ぶ間に焼き芋が焼き上がり、全員で頬張り笑顔で楽しいひと時を過ごしました。
帰り際にはが参加いただいた小さな寮生の子どもたちが「おいしかったです」「また来てください」と手を振っていただいたのが印象に残っています。
来年もみんなでもっと多くの方々に声をおかけして頑張ろうと思います。
本当にありがとうございました。
2月25日 関西エリア本部 小澤 弘道
*焼き芋大会開始前にPHP思いやり運動からの寄付を、関西エリアの馬戸本部長から大阪水上隣保館の延原理事にお渡しいたしました。
(文責: PHP友の会事務局 野本悦子)