奈良PHP友の会 唐招提寺で心の講演会を開催
奈良PHP友の会では5月13日(土)午後、奈良市の唐招提寺で第18回PHP心の講演会を開催しました。当会創立20周年にあたる今年は、この講演会はこれを記念したイベントでもあります。唐招提寺での心の講演会は2007年の第4回開催以来16年ぶり2度目の開催となりました。境内の僧坊・東室(あずまむろ)で午後1時30分新西副会長の司会で講演会が始まり、檜垣会長の歓迎挨拶の後、律宗総本山 唐招提寺執事長の石田太一師が登壇されました。
石田先生は唐招提寺の歴史、鑑真和上が実践された奈良時代の最新仏教について、唐招提寺や正倉院に残る諸外国との交流の足跡、現代の最新技術を導入したVR事業や境内のスマートフォン・ガイドの導入などについて解りやすく説明されました。石田先生は大学で数学を専攻され数学教師のご経験もおありなだけに、唐招提寺の歴史を年表ではなく盛衰曲線で示され、興味深い話題も交えながら巧みな話術で50名の聴衆を魅了されました。古い歴史を保ちながら、絶えず新しい時代に即した在り方を求めて行く事が大切だという人生にも共通する考え方を強調されたご講話でした。
講話終了後休憩を挟み生憎の小雨の中、石田先生のご案内で金堂及び新宝蔵の仏像を拝観し、午後4時半過ぎ散会しました。境内は 新緑に包まれて、雨に濡れた木々の緑の瑞々しさが一層参拝者の目に沁みる落ち着いたたたずまいを見せていました。(文責:後藤 昌弘)
石田先生は唐招提寺の歴史、鑑真和上が実践された奈良時代の最新仏教について、唐招提寺や正倉院に残る諸外国との交流の足跡、現代の最新技術を導入したVR事業や境内のスマートフォン・ガイドの導入などについて解りやすく説明されました。石田先生は大学で数学を専攻され数学教師のご経験もおありなだけに、唐招提寺の歴史を年表ではなく盛衰曲線で示され、興味深い話題も交えながら巧みな話術で50名の聴衆を魅了されました。古い歴史を保ちながら、絶えず新しい時代に即した在り方を求めて行く事が大切だという人生にも共通する考え方を強調されたご講話でした。
講話終了後休憩を挟み生憎の小雨の中、石田先生のご案内で金堂及び新宝蔵の仏像を拝観し、午後4時半過ぎ散会しました。境内は 新緑に包まれて、雨に濡れた木々の緑の瑞々しさが一層参拝者の目に沁みる落ち着いたたたずまいを見せていました。(文責:後藤 昌弘)