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大阪地区友の会オープン例会『「PHP」誌 編集長 講演』開催報告

梅田PHP金曜読書会、PHPねやがわ友の会、梅田PHP朝読の会主催、

合同オープン例会 月刊PHP誌 丹所千佳 編集長講演会

を開催致しました。

 2021年10月に、編集長へ就任されたご経験を基に、主に取材、編集のウラ話をお聞かせ頂きました。

PHP運動を広げていくためのメディアとしての、松下幸之助さんのPHP誌創刊の思いや、部数を右肩上がりに増やしていく途中であっても、「まだ一家に一冊は無い」とのご発言があった等、興味深いお話を冒頭にして頂きました。

人間は誰もが「幸せ」になる為に生きているが、その「幸せ」には、唯一無二の正解などなく、紙面で紹介する内容は、その「幸せ」の一例に過ぎないと思うので、せめて読んでいただいている時だけでも、辛い事を忘れて欲しい、という思いで、編集されているというお話をお聞き致しました。

 

取材や編集にも、細心の注意を図られ、差別を助長したり、感動を搾取しないような十分な配慮をしながら、取材前にはしっかり予習をして、取材対象者に対し失礼の無いようにしているお話もまた、興味深くお聞きする事ができました。

「変えなきゃいけないもの」「変えちゃいけないもの」がある中で、読みやすくするために、文字間をゆったり余裕と待たせたり、余白を増やしたりし、試行錯誤を続けている。

読者層を更に広げる為に、1970年代から変わってなかった表紙のデザインを変更したり、様々な価値感を提供する事は、引き続き継続したいと思う、という力強いお言葉を頂戴致しました。

今後は更に読者の多様性を広げる為に、例えば、編集者個人の趣味の分野等も、活用したいと考えておられるようで、今後も紙面構成の発展が非常に楽しみです。

 

講演会後の質疑応答では、質問というより、読者としての熱い思いを語る方が、非常に多かったです。

合同例会講演会終了後、感想をわざわざお寄せ頂いた方がおられ、一部をご紹介すると、
「人生経験豊富な方達のお言葉は成程!と思う事が多々あり勉強になりました。又、編集長のお考えに関心致しました。今後もPHP誌は愛読させて頂きます。」
と、嬉しいお言葉がございました。

あなたも一緒に、
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