大阪PHP読書友の会とPHP北摂論語志塾が 滋賀・安曇川へ課外活動(6/5)
6/5(日)、大阪PHP読書友の会とPHP北摂論語志塾が、合同で滋賀県湖北・安曇川にて課外活動を実施しました。
江戸時代初期の儒学者で日本陽明(ようめい)学の祖といわれた中江藤樹(1608-48)の里、滋賀県高島市安曇川を訪ねました。とくに訪問先の中江藤樹記念館は、その遺品を展示する記念館。資料も豊富で、中江藤樹の研究に関するメッカといわれます。その他、中江藤樹先生が門弟や村の人達と勉学に励んだ教室“藤樹書院”などゆかりの史跡を訪ねました。
今回の訪問のねらいは、日本の陽明学の始祖である中江藤樹ゆかりの地を訪ねて、その史跡と思想の謦咳に接することから、今を生きる私たちが受け継ぐべき何かを求めての企画でした。
中江藤樹の思想の根幹にある、“ひと皆公平に学び、実践し、善き人間としての生き方を実践することで聖人の道を求めること”の意義をあらためて知ることができました。
そのための基本的な実践の要諦としての、『致良知』、『知行合一』、『孝行』、『五事を正す』などについて、事跡資料と解説を通して、理解を得ることができました。(文責 大阪PHP読書友の会 馬戸)